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第210話 ヨセ-ハネツギ 

聖子 「 最後のハネツギです。 」 


0210.jpg

 
渚 「 ハネツギは出入り計算の時にやりましたね。 」

聖子 「 はい。そうです。
    第一線のハネツギから第2線にできるハネツギなどいろいろありますが、
    ハネツギはヨセでは一番多いのではないでしょうか。 」

渚 「 へぇ~、そうなんですね。 」

聖子 「 このハネツギを先手先手でヨセられるだけで簡単に逆転します。 」

渚 「 確かに。 上手の方にだいたい打たれているような気がします。 」

聖子 「 上手はこういうヨセをいつも見ているのと、
    上手から打たれると間違いなく下手の方はつられて受けてしまいますね。 」

渚 「 はい。 上手が打つ手は間違いないと思って・・・。 」

聖子 「 それが上手の狙いですね。 」

渚 「 そうなんですか。 」

聖子 「 例えばこの図で白からヨセるとします。 」

渚 「 はい。 」

聖子 「 左上の黒は死活がかかっているので、左上からヨセるのが正しい手順です。 」 


0210-1.jpg


渚 「 左上も右上も白から先手で打たれてしまいました。 」

聖子 「 はい。 これは左上の死活が絡んでいます。 でも。 」


0210-2.jpg


渚 「 あー。 」

聖子 「 死活に関係のない右上からヨセると。 」 

渚 「 黒が手を抜いて左上を打ちました。 」

聖子 「 そうなんです。 左上を打つことができるんです。 」

渚 「 マジですか! 」

聖子 「 ここがおそらく一番驚かれるところだと思います。 」

渚 「 右上を受けないといけないと思っていました。 」

聖子 「 上手は受けるだろうと思って打っています。 」

渚 「 わお! だからうまくやられてしまうのですね。 」

聖子 「 はい。 本当は受けなくても良いところを受けてしまうので、
    下手の方はいつも上手に先手でヨセを打たれてしまうのです。 」

渚 「 いやぁ、これはすごい発見です! 」

聖子 「 同じ大きさの手があれば打っても良いのです。 」

渚 「 そうですよね。 同じ大きさならば。 」

聖子 「 はい。 こういうところに気をつければ今までと全くヨセが違ってきます。 」

渚 「 はい。 わかりました!! 」 

聖子 「 あ、もうこんな時間。 」

渚 「 あらら、そろそろ仕事仕事。 」




≪ シャリーン♪ シャリーン♪ ≫

テイ 「 けぇったぜ。 」

渚・聖子 「 お帰りなさ~い。 」

テイ 「 おうよ。 ん? 」

渚 「 はい? 」

テイ 「 おい、渚。 俺がいない間に何か勉強したんじゃねぇだろうな。 」

渚 「 え? 夜の仕込みをやっていましたけど? 」

テイ 「 仕込みか。 それならいいんだが・・・勉強はよせ。 」

渚 「 え? 」

テイ 「 これ以上強くなって追い越すんじゃねぇぞ。 」

渚 「 はいはい。 仕事に専念して囲碁の勉強はしませんよ~。 」




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