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第183話 天人なら手になる? 

テイ 「 よっ! 」

愛 「 あ、テイさん。 いらっしゃい。 
   あれ? 今日は聖子ちゃんも一緒なの? 珍しいわね。 」

聖子 「 こんにちは。 おじゃま致します。 」

愛 「 いらっしゃい。 
   その後どう? あの件はもう落ち着いたの? 」

聖子 「 とりあえず昨日、来期についての方向性は決まったようです。 」

愛 「 そっかぁ。 今更だけど本当に残念だなぁ。 
   でも、聖子ちゃんが決めた事だから愛ちゃんは今後も応援しま~す。 」

聖子 「 すみません。 本当にわがままをさせて頂いて。 」

テイ 「 愛ちゃん。 」

愛 「 ん? 何、テイさん。 」

テイ 「 あそこで打ってる人って・・・。 」

愛 「 そうなのよ。 」

テイ 「 しばらく来てなかったよな。 」

愛 「 そろそろ全国大会の予選があるからじゃない? 」

聖子 「 全国大会の予選? 」

愛 「 聖子ちゃんは知らないかな? 」

聖子 「 そうですね・・・。 」

テイ 「 とにかく強いぜ。 アマとしてだがよ。 」

聖子 「 えーっと佐脇さんと言って、県代表に何度もなった事がある方なの。 」

聖子 「 そんなにお強い方なのですね。 」

テイ 「 お強い方、っていってもなぁ。 」 

愛 「 そうね。 聖子ちゃんと比べたら・・・。 」

聖子 「 いえいえ。 県代表になられるのですからお強いです。 」

愛 「 この時期になると練習を兼ねていらっしゃるんだけど。 」

テイ 「 なかなか相手になる人がいねぇやな。 」

聖子 「 そうなんですか。 」

愛 「 あそこまで強くなるとそうそういないし、いても時間とか合わないとね。 」

聖子 「 そうなんですね。 いろいろと事情がありますね。 」

テイ 「 で、相手は星山さんかぁ。 」

聖子 「 確か・・・道策先生の碁を並べていた時にいらっしゃいましたね。 」

テイ 「 ん? 星山さんに会った事あったか? 」

聖子 「 えぇ。 道策先生と菊川友碩との1局を並べていた時だったかと。 」

テイ 「 そんなことまで覚えているのか? 」

聖子 「 なんとなくですけど? 」

テイ 「 そこまで覚えていられるものなのかよ。 」

愛 「 一度頭の中がどうなっているのか見てみたい。 」

聖子 「 愛さんまで。 同じ普通の頭ですよぉ。 」

愛 「 それは違う! まったく違う、 違いすぎる。 」

テイ 「 愛ちゃんの言う通りまちがいないぜ。 」

聖子 「 私って、なんだかお化けみたいじゃないですか。 」

愛 「 ある意味、そうかもしれないわよ。 」

聖子 「 普通だと思ってるんですけど・・・。 」

愛 「 はい? 」

テイ 「 囲碁に関してはデキがちがうぜ。 」





星山 「 もうそろそろでは? 」

佐脇 「 ん? 」

星山 「 もう右上は無理ですね。 」


0183.jpg


佐脇 「 いやぁ、まだまだ大丈夫じゃないですか? 」

星山 「 佐脇さんを相手に、さすがにそこに入るのは無理無理。 」

佐脇 「 星山さんなら十分手になるはずですよ? 」

星山 「 さすがに天人が来てもここでは無理ですよ。 」

佐脇 「 いや。 天人なら軽く手にしてしまうんじゃないですかね。 」

星山 「 そうでしょうか。 」

佐脇 「 えぇ。  」





テイ 「 ん? 天人? 」

愛 「 ダメよ、テイさん。 シー。 まだ終わってないみたいだから。 」

テイ 「 ちょっくら見てくるぜ。 ねえちゃんもこいや。 」

聖子 「 あ、はい。 」

愛 「 あ~ぁ。 見るだけじゃぁ終わらないでしょうが。 」




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