第177話 黒の薄み 

佐藤 「 逃げたな…。 

    すみません。 みなさん。

    えーっと大雑把ですが数えてみたところ、黒がよさそうなんですが、 
    白からあちこち手をつけれるところがあって微妙な形勢ですかね。 
    次の一手で形勢がよりはっきりしてくると思います。 」


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藤田 「 ごめんごめん。 なんだか冷えたみたいで・・・。
 
    で、大雑把に数えてみたんだけど、黒が良さそうなんじゃない?
    でも、白からも手を付けるところがあるので微妙かな? 」

佐藤 「 先生。 」

藤田 「 はい? 」

佐藤 「 それ、私が先ほど言ったのと同じなんですけど。 」

藤田 「 あれ? そうなの? 」

佐藤 「 どうせどこかで聞いていたんでしょ? 」

藤田 「 ・・・ 」

佐藤 「 まぁ、良いですけどね。 よくあることなんで。 」

藤田 「 おー! 」

佐藤 「 びっくりさせないでくださいよ。 大きな声で。 」

藤田 「 すごいところに打ちこんだよ。 」

佐藤 「 え? おー! これは。 」


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藤田 「 これは黒相当苦しいね。 」

佐藤 「 5子を取られた場所なんですが、結構薄いですからね。 」

藤田 「 うんうん。 これだとまた石を取られそうかな? 」 

佐藤 「 そんな感じがしますが。 黒はどう対応するのでしょうか。 」

藤田 「 とりあえず簡単に連絡させるわけにはいかないので上から押さえだろうね。 」

佐藤 「 先生のおっしゃるように進んでいますね。 」

藤田 「 でも、黒も薄いのであまり威張れないんだよね。 」

佐藤 「 白はG-8とハネましたね。 」


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藤田 「 このハネが来ると黒も薄いので、白も安心だね。 」

佐藤 「 ということは黒は辛かった? 」

藤田 「 たぶんそうだと思うんだけど。 」

佐藤 「 黒の次の一手、
    この難局をどう切り抜けるのか、ワクワクしますね。 」 




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