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第171話 反発のハイ 

藤田 「 右上・・・。 」


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佐藤 「 再三手を抜いている左辺は大丈夫ですか? 」

藤田 「 これはさすがに反発したいですね。 」


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佐藤 「 あー、白が手を抜いて左下のハイにまわりました。 」

藤田 「 そりゃ~天人もいつまでもいう事を聞いてくれないですよ。 」

佐藤 「 黒としては、白がO-16のノビを打って左下にまわる予定だったんでしょうね。 」

藤田 「 う~ん・・・そうとも言い切れないかもしれない。 」

佐藤 「 えっ? それはどうしてですか? 」


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藤田 「 この後の進行を見るとね、ノータイムで黒はF-5だったでしょ? 」

佐藤 「 そう言えばノータイムでした。 」

藤田 「 先ほどの長考はこのあたりを考えていたんじゃないかな? 」

佐藤 「 ほうほう。 いつになく先生良い解説じゃないですか? 」

藤田 「 わからないけどね。 」

佐藤 「 オーイ。 せっかく褒めてるのに、わからんのかい。 」

藤田 「 もう少し進行を見てみましょう。 」

佐藤 「 そうですね。 今後の打つ手でそのあたりは明らかになりますね。 」

藤田 「 いやぁ、B-4のキリで黒は根拠がまったくなくたってしまったね。 」


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佐藤 「 先ほどのF-5がどうだったんでしょうか? 」

藤田 「 こうやって白に攻められると今となってはその手が悪いのかな? 」

佐藤 「 攻められると悪いような気がするんですが、どうなんでしょうか。 」

藤田 「 とりあえず黒は逃げることになるんだろうけど・・・。 」

佐藤 「 そうですね。 どこに打たれるのか楽しみです。 」

藤田 「 そういえばさ。 」

佐藤 「 はい? 」

藤田 「 見てるのも意外と楽しいもんだね。 」

佐藤 「 というと? 」

藤田 「 自分が打っている方が楽しいと思っていたんだけどね。 」

佐藤 「 それはそうですよね。 」

藤田 「 このお二人の碁を見ていると、次はどこに打つの? っていうか。 」

佐藤 「 はいはい。 予想だにしない手が次から次へと出てきますね。 」

藤田 「 そうそう。 この碁なんか特にそうだよね。 」

佐藤 「 ワクワクするというか、楽しくてしょうがないですよね。 」

藤田 「 僕もこういう手が打てるように勉強しなおさないといかんね。 」

佐藤 「 これまた先生らしくないというか謙虚なお言葉ですね。 」

藤田 「 いやぁ、そうでないとこの二人には到底及ばないから。 」

佐藤 「 先生、おソバを食べ過ぎてどこか具合でも悪いのではないですよね? 」

藤田 「 え? いたって快調だけど? 」

佐藤 「 それならいいんですけどね。 」

藤田 「 僕も一応碁打ちとしてのプライドはあるんですよ。 少ないですけどね。 」

佐藤 「 来期は先生も黙っていないぞ、ということですね。 」

藤田 「 はい、来期こそ挑戦者に名乗りを上げるよう頑張ります。 」

佐藤 「 ということで、オチもついたところで昼食休憩の時間です。 」

藤田 「 待ってました!!! 

佐藤 「 こりゃぁ、来期もあかんね。 」




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