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第167話 封じ手 

藤田 「 次の手によって勝利の女神がどちらにほほ笑むのか、
    そんな一手になるかもしれないね。 」


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佐藤 「 えーっと、先生と碁界の裏話などをさせて頂きましたが、
    とうとう打ち掛けの時間にまでなってしまいましたね。 」

藤田 「 そうですね。 ここは大事なところなんで長考もしかたないかな? 」

佐藤 「 あ、どうも封じそうですか? 」

藤田 「 ですね。 」

佐藤 「 改めてこの局面での打ちそうな手を教えて頂きますか? 」

藤田 「 はい。 とりあえずこの局面で打つとすれば、
    A、B、Cのこの3か所ではないでしょうか?。 」


0167.jpg


佐藤 「 ほうほう。 3か所ですか。 」

藤田 「 えぇ。 時間も時間なので個々の説明は省略しますが、
    おそらく打ち込んできた石を遠巻きに攻める事で、
    左辺の2子、もしくは、下辺の1子に圧力をかけていきたいですね。 」

佐藤 「 なるほど。 他の場所も含めて攻めていくという事ですね。 」

藤田 「 はい。 攻められる石が一つだと楽ですが、
    他の場所と絡めて攻められると辛いので、白はここはチャンスでもあります。 」

佐藤 「 そうこうしているうちに、天人が次の一手を封じられたようですね。 」

藤田 「 どこに打ったのか、明日が楽しみですね。 」

佐藤 「 はい。 次の一手以降、明日どういう戦いが待っているのか、
    本当に楽しみです。
    ということで、本日の解説はこれで終了とさせて頂きます。
    みなさん、長時間本当にお疲れ様でした。
    明日もこの二人で大盤解説をさせて頂きますので、
    こりごりでない方はどうぞお越しくださいますよう、お願いいたします。 」

藤田 「 はい。 明日もお待ちしてま~す。 」

佐藤 「 本日はありがとうございました。 
    みなさんもお気をつけてお帰り下さい。 」





【 舞台そで 】


佐藤 「 先生、 お疲れ様でした。 」

藤田 「 佐藤ちゃんもお疲れ様。 」

佐藤 「 ところで、晩御飯はどうします? 」

藤田 「 どう? 一緒に。 」

佐藤 「 え? 一緒にって? 」

藤田 「 30人前。 」

佐藤 「 え? 30人前って、お昼食べられたソバですか? 」

藤田 「 うん。 すごくおいしかったから。 」

佐藤 「 さすがに私は30人前は無理ですよ。 」

藤田 「 無理してそんなに食べなくてもいいけど、天人も行くからどう? 」

佐藤 「 え? 中松天人もいかれるんですか? 」

藤田 「 うん。 挑戦するって。 」

佐藤 「 いやいや。 今大事な対局中じゃないですか。 大丈夫なんですか? 」

藤田 「 打つことと食べる事は別だから。 」

佐藤 「 確かにそれはそうですけど・・・。 」

中松 「 お待たせ! 」

藤田 「 お疲れ様でした。 」

佐藤 「 お疲れ様でした。 」

中松 「 そんなにおいしいの? 」

藤田 「 絶品でしたよ。 」

佐藤 「 中松先生、大丈夫なんですか? 」

中松 「 ん? 何が? 」

佐藤 「 大事な対局のさなかに・・・。 」

中松 「 どうせどこかでご飯食べるから、藤田君と面白おかしくさ。 」

藤田 「 ね。 」

佐藤 「 わかりました。 先生がそう言うのでしたらお供させていただきます。 」

藤田 「 あ、先生。 そう言えばニコラちゃんは? 」

中松 「 終わるや否や、どこかに行っちゃったよ? 」

佐藤 「 もうですか? 」

藤田 「 どこに行ったんだろう? 」

中松 「 さぁ? 」

佐藤 「 とりあえず我々男3人で寂しく行きますか? 」

藤田 「 だね。 」









ニコラ 「 あっ、もしもし、渚さん。  今少し話しても大丈夫ですか? 」








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